【もう雑談で悩まない!】コミュニケーション能力を鍛える8つのコツ

こんにちは、野田 堅です。

「元から話すのが苦手で雑談ネタがすぐに尽きてしまうんだよなぁ…。」
「上司に仕事を教えてもらいたいけど普段から雑談していないから話かけずらいなぁ…。」
そんな悩みを抱えていませんか?

私自身、社会人1年目で雑談ネタに加えて人とコミュニケーションを円滑に取れず苦労しました。

特に会社に入りたての場合、上司から仕事を教えてもらえなければ何をしたら良いか分からずに評価と年収が上がっていかないのはモチベーション上がりませんよね。

そこで今回は、59万円のビジネスコミュニケーションスクールに通った私が、コミュニケーションを鍛える8つのコツについて詳しく説明していきます。

ぜひ、最後までお読みください。

雑談は鍛えられない?

元からコミュニケーション不足なので雑談する力なんか身につくはずがないと悩むのは、意味のないこと。

確かに慣れや習慣化で雑談が上手い人はいますが、後天的に身に付けたものです。

あるコツを意識して実践するだけでアッという間に雑談が上手くなります。

後ほど詳しく説明していきますね。

雑談が鍛えられないと思われている3つの理由

そもそもコミュニケーション能力の1つである雑談のスキルは後天的に身に付けられるはずなのに、自分はコミュ障であると決めつけていないでしょうか。

ここでは自分の成長を妨げるメンタルブロックを外していきます。

理由①自信がないから

「今まで他人と積極的に話をしてきた経験がない。」「インドア派だから他人と関わる機会が少ない。」という方々はコミュニケーションとる機会がなかった為に失敗を恐れることで自信がないのではないかと思います。

ですが、生まれた時からしっかりコミュニケーションをとれる人など果たしているのでしょうか?

もちろん行動を起こさなければ人は変われないですし、雑談の向上はないです。
自信がないことでコミュニケーションの向上をあきらめてしまうのは本当にもったいない。

もし、どうしても自信が湧かないときは、後ほど雑談力向上のためのメモを紹介しますので記録をとって振り返り、成長につなげていってください。

理由②雑な会話だと思い込んでいるから

雑談なんて雑な会話だから普段どおり話せば良いと思っていませんか。
確かに、親しい人との会話であれば良いです。

ですが、例えば「よう!」なんて挨拶ビジネス上ではあり得ないですよね。
雑談であったとしても、その場のルールには従ってコミュニケーションがとられているわけです。

テーマだけが決まっていない会話が雑談。
ただ普通のコミュニケーションと比べてある程度フランクに話せて、より深い関係を築くことができるのも雑談。

円滑に雑談をする術を持ち合わせていたら、人間関係で悩む確率をグッと減らすことができます。

理由③そもそも雑談ネタがないから

私も高校までずっとサッカーに没頭してきて、話すことがサッカー関連の話しかできなかったので雑談ネタがなくてコミュニケーションが取りずらい気持ちはものすごく分かります。

すべての人の趣味に話を合わせるのは不可能ですが、共感することはできます。

共感の精度を上げるには雑談ネタを自分でストックしておく必要があります。
つまり雑談ネタがないのであれば、自分で作ればよいのです。

話下手の人は聞き役に徹することができるので、会った人から雑談ネタを引き出して自分のストックを貯めていきましょう!

【雑談力向上】8つのコツ

実際に私が雑談する際に意識している8つのコツについて紹介していきます。
コミュニケーションをとるのが苦手という方はできることからやっていきましょう!

1,挨拶+1言雑談

とにかく、会話スタートにはうってつけです。コミュニケーションをとるのが苦手だった私はとにかく毎日のように意識していました。

ポイントは、挨拶のあとすぐに雑談をすること。

おはようございます!今日は良い天気ですね。

おはようございます!本当ですね。忙しいですが頑張っていけそうです。

実際は「本当ですね…。」の1言で会話終了のパターンが多いと思いますが、まずは自分から話しかける積極性を養っていきます。

しかし、あまり単調すぎるレスポンスが毎日続くと、もっと話題を増やさなければという不安が出てきます。そんなときは、次に説明する雑談のクオリティを上げていきましょう!

2, 雑談ネタを暗記する

自分から話しかける積極性を身に付けたら次に雑談のクオリティを少し上げていきます。簡単な方法で解決。雑談ネタを暗記してコミュニケーションの引き出しを増やします。

雑談ネタ具体例
①名前、会社名の由来・珍しい読み方するんですね。お名前の由来ってなんですか?
➁住まい、会社の所在地・お住まいはどちらですか?職場はどちらですか?
・通勤にどれくらいかかりますか?
・○○って住みやすいと聞いたのですが、住みやすいですか?
③天気、季節、気候・週末は良い天気みたいですが、どちらかお出かけされますか?
・最近暑くて(寒くて)服装の調節が難しいですよね?
・そろそろ○○の季節ですが、何かする予定ありますか?
④食事、お酒・普段お昼ご飯はどうしていますか?
・私は肉好きなのですが、おいしい店ご存じですか?
・お酒って普段何をよく飲まれていますか?
⑤ニュース・昨日の○○すごかったですね~。普段サッカーはされますか?。
・ここしばらく円安が続いていますが、影響はありますか?
・俳優の○○が出ている映画が好評ですね。ご覧になりましたか?
⑥仕事・私は最近繁忙期で忙しいのですが○○さんはどんな感じですか?
・エンジニアって具体的にどのような仕事をしますか?
・その仕事のやりがい(難しさ)はどういったところですか?
⑦休み、連休・お休みの日は何をされていることが多いですか?
・インドア派ですか?アウトドア派ですか?

暗記するという努力が少し面倒ではありますが、1度暗記するとコミュニケーション時メンタルが安定します。

3,自己開示+質問

まだそんなに親しくない場合、相手から会話を聞き出すのが難しい場面ってありますよね。例えば

お住まいはどちらですか?

えーと…。(あまり親しくないのに話づらいな)

というように、質問だけしても警戒心を持たれてしまい会話が途切れてしまうか、テキトーな返事をされてしまうことがあります。

そんなときは、まず質問したい内容を自己開示してから相手に質問するテクニックがあります。

私は西東京市に住んでいるのですが、○○さんはどちらに住んでいますか?

私は府中市に住んでいます。○○さんは西東京市に住んでいるんですね。

このように先ほどよりも会話がスムーズです。

先に自己開示するメリットは2つ

  1. 相手の警戒心をとく
  2. サイズ感を特定できる

①相手の警戒心をとく

相手から情報が与えられることによって、自分も話そうという気になるのは返報性の法則で知られています。単に質問するよりもコミュニケーションが取りやすいのは、先ほどの具体例で明らか。

➁サイズ感を特定できる

お住まいについて聞きたい場合、どこまで話をして良いか一瞬考えてしまいそうになりますが、自己開示することで「市区町村までで構わないのでお住まい教えてください」というのが相手に伝わります。

雑談が苦手なのは「話し方」ではなく「聞き方」に問題があることが分かります。

4,クローズドクエスションを使う

自分の苦手な話題を振られて会話が続かなかった経験ありませんか。そんなときはクローズドクエスションを使うと効果絶大。

私は普段休日はサッカー観戦していますが、休日何されていますか?

特に何もしていません。

なるほど。普段インドア派ですか?それともアウトドア派ですか?

インドア派です。

僕普段家でアニメ見ているんですけど、○○さんは家で何されていますか?

○○さんもアニメ見ているんですね。私も家でアニメ見ています!

YESかNOの2択で答えられる質問を織り交ぜると、相手の興味のある範囲を特定できて便利です。

特に大した趣味を持っていないと勝手に思い込んでしまっている影響で、質問に答えにくい状況が時にはあります。

上手く聞き出せなかったときは相手が自分に興味がないとすぐに断定せずに、質問を工夫して相手から情報を上手く引っ張り出しましょう。

5,雑談ネタを増やす

相手と話をしてみて、もっと深い関係を築きたいときありますよね。そういうときは、2回目会う前までに聞き出して得た情報に興味を持ったり、詳しく調べてみましょう。

私の場合、システムエンジニアについての職種が分からず、1人で黙々とプログラミングしている先入観を持っていたのですが、1回の出会いをきっかけに

システムエンジニアって意外と対面でコミュニケーション取る機会があるみたいですよね~。

と共感をとっていました。

他にも都道府県ネタを作成して、いろいろな人に共感を得てもらい、円滑にコミュニケーションを取れるように準備していました。

雑談ネタが作れるのはもちろん自分の知識が増えるので一石二鳥で楽しいですよ。

6,しゃべる割合は相手6:自分4を意識する

もうすでに気づいていると思いますが、ここまで「聴く」ことを中心に雑談について説明しています。つまり、雑談上手とは自分が話す割合が低いのです。

自分が話す割合が高くなっている場合は

  • 自分が一方的に話を進めている
  • 相手が雑談上手

のどちらかが当てはまります。ぜひ、雑談上手になるために「聴き上手」になりましょう!

7,感情を伝える

人は感情の生きものといわれるように、相手にこちらの感情が伝わらないとスムーズなコミュニケーションが取れるはずがありません。

しかし、感情を乗せるのって結構難しいですよね。

そこで感情を言葉にしたリアクション集をまとめましたのでぜひ、活用してください。

共感・わかります~、私も○○さんと全く同じですね!
・○○さんの立場だったら、同じように考えますよ!
特別視・めずらしいですね! 初めて聞きました!
意外性・ちょっと○○さんの印象が変わりますね~!
興味・おもしろいですね! ちょっとメモ取ってもいいですか?
賞賛・素晴らしいですね! 完璧ですね!
羨む・いや~羨ましいです! 生きていたら普通そんな体験できないですよ!
【感情を言葉にしたリアクション】

私の場合、賞賛を結構な頻度で使っています。「さすが、○○さんですね!」と言うと日本特有照れくささで90%の確率で逆に賞賛されてしまいます。

返報性の法則が働いていると思いますが、賞賛されたいがために賞賛を伝えているようで何だか複雑な気分になる時があります。

8,相手の得意を深堀する

雑談がスムーズに進み、相手の得意が分かったら深堀していきましょう。
相手の得意に無理に話を合わせなくても大丈夫。

相手が話しやすいように良い質問をしていけば、次会う時までに雑談ネタがストックされていくはず。

理想目標にしていることはありますか?
理由サッカーにハマった理由って何ですか?
きっかけサッカーを始めたきっかけって何ですか?
魅力好きなポジションはどこですか?
一番プレーしていて1番印象に残っている試合は何ですか?
興味サッカーの難しさってどういうところですか?
サッカーについて聴く質問

まとめ

コミュニケーションをとるのが下手だった私のように雑談力は鍛えられます。

雑談する際のイメージとしては

  1. 横に広げる
  2. 深堀する

を繰り返していきます。

最初は横に広げて相手の得意を探っていき深堀できれば雑談がスムーズに展開できます。

ぜひ、会話下手な人でも良い聴き方をして雑談上手になっていきましょう。

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