「FXはやめとけ、て言われるけど実際どうなの？」
「初心者が失敗しないためのポイントが知りたいなぁ…」
「儲かってる人は年にどの位利益をあげてるんですか？」
そのようなお悩みに答えていきます。
少額から始められて相場が良いときにリターンが期待できるFX投資。その反面、相場が悪いときは大きな損を抱えてしまう可能性があるので、ハイリスク・ハイリターンの上級者向けの金融商品です。
しかし、徹底した資金管理と金融庁が推奨している「長期・積立」をしっかり守れば、投資金額が少なくても、投資信託よりも短期間で資産形成できるんです。
そこで、FXの積立投資を5年間継続し、月あたり約9万円の収入が発生している私が以下のテーマについて解説していきます。
- FXを5年続けるとどうなる？概要をわかりやすく解説
- 【実績報告】インカムゲイン（スワップポイント）目的でFXを5年続けるとこうなった
- FXを5年続けるための5つのコツ
ぜひ、最後までお読みください！
\ FXでコツコツ資産形成 /
SBI FXトレードはコチラから＞＞＞
また、FXでどのくらい利益をあげたのか、今すぐに知りたいという方は「【実績報告】インカムゲイン（スワップポイント）目的でFXを5年続けるとこうなった」へどうぞ。
FXを5年続けるとどうなる？概要をわかりやすく解説
FXはリスクが高くて危険だ、という方もいますが、一番怖いのは何も知らないで投資をすることです。
ここではFXについての概要を以下のとおり解説していきます。
- FXとは
- 利益の取り方は
- 高金利通貨を保有する戦略とは
この記事を参考に、ぜひFXを投資の1つの選択肢として検討してみてください。
FXとは外国為替証拠金取引のことで、Foreign Exchangeの略語。異なる国の通貨同士を交換して取引しています。
有名な通貨として、米ドルや豪ドルがあげられます。日本円と米ドル、日本円と豪ドルのように通貨同士の取引が行われています。
FXは投資のなかでもハイリスク・ハイリターンといわれています。以下のとおり確認しましょう
金融商品取引法に規定されるデリバティブ（金融派生商品）取引の一種とされていて、少ない証拠金でも日本国内では25倍までレバレッジがかけられます。（参考）
つまり1万円の投資額に対してレバレッジ25倍で運用すると25万円分の通貨を保有しているとみなしているわけです。
レバレッジをかけた分リターンが期待できますが、相場が悪いときに大きな含み損を抱える可能性があります。
相場の変動が激しく、ハイリスク・ハイリターンの金融商品なので、自分のリスク許容度に合った運用を心がけることが大切です。
異なる通貨同士を交換するFXの目的は主に以下の2つです
- キャピタルゲイン：通貨の価格の変動に応じて利益を得る（値上がり益）
- インカムゲイン（スワップポイント）：異なる通貨の金利差に応じて利益を得る（金利収入）
安く買って高く売る、というのがビジネスの基本にもなっていて、投資の利益の取り方として想像しやすい方もいるのではないでしょうか。
このような利益の取り方をキャピタルゲイン（売買差益）といいます。
FXの場合、日本円で米ドルを交換する（米ドルを買う）とき相場が1ドル＝100円であるなら、1ドル＝101円になったとき米ドルを日本円に交換する（米ドルを売る）と1円利益がでます。逆に1ドル＝99円になると、1円損失がでます。
| 1ドル＝100円の場合 | 1ドル＝101円 | 1ドル＝99円 |
|---|---|---|
| 利益（損失） | ＋1円 | －1円 |
さらに、相場が1ドル＝100円のときにレバレッジを2倍にすると、100円で2ドル分の通貨を保有したとみなし、1ドル＝101円になったとき米ドルを売ると2円の利益が手に入ります。逆に1ドル＝99円になるとレバレッジを2倍かけた分2円の損失がでるので、注意しましょう。
| 1ドル＝100円の場合（レバレッジ2倍） | 1ドル＝101円 | 1ドル＝99円 |
|---|---|---|
| 利益（損失） | ＋2円 | －2円 |
また、FXは売りから入って後で買う方法があります。
たとえば1ドル＝101円のとき米ドルを先に売ってから、相場が変動して1ドル＝100円になったときに買い戻すという取引を行うと、結果的に安く買って高く売る取引ができるので、1円分の利益を出すことが可能。
このような取引を空売りから入るといいます。
空売りから入る取引は、株式投資の場合手数料がかかりますが、FXの場合はかかりません。
空売りから入りたいという方は、FX投資をすることでトレードの幅が広がりますよ。
低い金利の通貨を高い金利の通貨に交換して、保有し続けることで金利差を得ることをインカムゲインといいます。FXの専門用語でスワップポイントを得ると言ったりもします。
具体的な5か国の政策金利は以下のとおりです
| 国 | 政策金利（2023年6月20日時点） |
|---|---|
| 日本 | －0.10％ |
| アメリカ | 5.00％～5.25％ |
| イギリス | 4.5％ |
| 南アフリカ | 8.25％ |
| メキシコ | 11.25％ |
たとえば、1ドル＝100円の相場のときに日本円で米ドル（政策金利は5％とする）の通貨を保有すると、年間5.1円のインカムゲイン（スワップポイント）が発生します。
| 1ドル＝100円の場合 | インカムゲイン（スワップポイント） |
|---|---|
| 日本円→米ドル（日本円で米ドルを保有） | 米ドル（5.0％）ー日本円（－0.10％）＝5.1％ 100円（1ドル） × 5.1％＝5.1円 |
レバレッジを2倍にして日本円で米ドルを保有したとすると、政策金利10.2％の通貨を保有したとみなし、年間10.2円の収入が期待できます。
| 1ドル＝100円の場合（レバレッジ2倍） | インカムゲイン（スワップポイント） |
|---|---|
| 日本円→米ドル（日本円で米ドルを保有） | （米ドル5.0％）ー（日本円－0.10％）＝5.1％ 100円（1ドル） × 5.1％ × 2 （レバレッジ2倍）＝10.2円 |
逆に高い金利の通貨から低い金利の通貨に交換して保有し続けると、インカムロス（損失）となってしまいます。
たとえば1ドル100円の相場のとき、米ドルで日本円を保有すると5.1円の損失が発生します。
2023年6月時点の日本では、長期の金融緩和政策で他国よりも金利が低くくなっています。FXでインカムゲインを狙う方は、日本よりも金利の高い外国の通貨で運用する傾向があります。
ちなみにSBI FXトレードを使うと高水準のスワップポイントが期待できるので、FXのインカムゲインを狙う資産形成におすすめです。\ 高水準のスワップポイント /
SBI FXトレードはコチラから＞＞＞
また、スワップポイント目的のFX投資ついて詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。
FXが難しいと思う人の原因4選！1日5分で副業できる4つの条件を詳しく解説
インカムゲイン（スワップポイント）を目的にFX取引をする場合、あえて高金利通貨にレバレッジをかけて利益を期待する戦略があります。
オーストラリア・ドルやニュージーランド・ドル、新興国ではメキシコ・ペソ、トルコ・リラ、南アフリカ・ランドなどの政策金利の高い通貨のこと。
通常キャピタルゲイン（売買差益）を狙う目的でFX取引する場合、買いや売りから入るとき、自分の有利なポジションで決済する必要があるため、チャートを見続けなければなりません。
実はFXを始めた人の多くの失敗要因が、キャピタルゲインを目的としたFXでの短期取引、という一般社団法人金融先物取引業協会のデータがあります。
しかし、売ることを考えなくても良いインカムゲイン（スワップポイント）目的のFX取引は、基本的に買ったらほったらかしにしておけるので、忙しいサラリーマンや主婦、学生におすすめの戦略なのです。
ただし、相場が悪いときにレバレッジをかけすぎて通貨を保有し続けると、含み損が大きくなったときに各FX会社の決めたルールによって強制決済されてしまい、損失が確定されてしまうので注意しましょう。
顧客がさらなる損失を被ることを防ぐために、証拠金の状態が一定の基準を下回った場合に、取引業者が顧客のポジションを自動的に決済すること
証拠金は以下の赤枠ように「証拠金維持率」で管理していきます。
つまりインカムゲインを目的に取引をする場合、強制決済されないようにFXで運用していくことが重要です。
【実績報告】インカムゲイン（スワップポイント）目的でFXを5年続けるとこうなった
高金利通貨である南アフリカランドをインカムゲイン（スワップポイント）目的で、毎月6万6,000円分をレバレッジ2〜3倍かけて5年間積み立て投資を続けると以下のようになります。
- 月約9万円の不労収入（スワップポイント）が手に入る
- インカムゲインだけでも年利20％超が期待できる（シミュレーション結果）
- 出金機能で現金化することで税金がまったくかかっていない
文字情報だけみても本当かどうかわからないと思うので、私の実績を以下のとおり公開します。
預託金残高とは、FX口座に入金された金額のことです。
5年間継続すると、約233万円の含み利益が…。これだけでもFXで資金を積み立てる価値は十分にあります。
しかし、毎月どのくらいFXから収入（スワップポイント）が出ているか、の方がもっと重要なので、シミュレーションツールで試算してみました。
私は2023年6月時点で、南アフリカランドを2,027,264保有しています。
※ZARとは南アフリカランドのこと
1日3,040円（スワップポイント）が出ているので、1か月（30日）で計算すると91,200円の収入。
つまり年利の計算式に当てはめると、91,200円 × 12か月 ÷ 4,036,000円（投資金額）＝ 年利27.1％。
FXをやる人のほとんどが短期売買しているので、長期保有するメリットに気づけない場合があります。
ただし、レバレッジをかけている分、相場が悪いときは一時的に含み損を抱えることがあります。またレバレッジをかけすぎると、各FX取引業者のルールで強制決済されてしまい、損失が確定してしまうので注意しましょう。
通常FXで利益を確定させてしまうと、運用益に対して20.315％の税金がかかりますが、出金機能を使うことで売らずに資金を引き出すことができるので、税金は一切かかりません。
ちなみにSBI FXトレード は、1通貨から取引ができます。FXで資産形成したい方はコツコツ資金を積み上げていきましょう！\ FX5年積立で1か月あたり9万円の収入 /
SBI FXトレードはコチラから＞＞＞
FXを5年続けるための5つのコツ
2020年の2月に起きたコロナショックで、株価が大暴落しました。そんな中でも私がFX投資を続けられた5つのコツを以下のとおり解説します
- 資金管理を徹底する
- 高金利通貨を買う
- レバレッジを2～3倍までにする
- ドルコスト平均法で一定額買い続ける
- 資金を引き出すときは出金機能を使う
1つずつ順を追って解説していきます。
絶対に利益が出る投資はありません。FXの場合も余裕資金で投資できるように資金管理が重要。
生活防衛資金は最低でも60万円用意しておくと安心でしょう。（参考）
さらに家計簿アプリを使ってざっくり月の収支を把握しておくと良いですね。
FXのインカムゲイン（スワップポイント）目的の投資は、基本的に買い続けるだけ。それに加えて投資し始めたころの収入は微々たるものなので、飽きやすいのが特徴です。
私も2018年7月からFXに投資した最初の月の収入はわずか500円程度でした。
資金管理を徹底しておけば、感情で取引することなく、理性で投資行動ができるのでおすすめです。
金融庁では、投資において「長期・積立・分散」を推奨しています。「長期・積立」投資のメリットを活かせるのがインカムゲイン（スワップポイント）目的のFX投資なので、失敗する傾向のある方はぜひ試してみてください。
FXで長期の積立をするインカムゲイン（スワップポイント）を狙うなら、高金利通貨（政策金利の高い通貨）を保有すると良いでしょう。
実はFXに限らずインカムゲインを狙う投資は、毎月ある程度まとまった資金を得るために、大きな金額を入れる必要があるんです。
たとえばインカムゲインを狙った投資はFXの他に以下のようなものがあります。
- 株式の配当
- 債券の利子
- 投資信託の分配金
- 不動産の家賃収入
- 太陽光発電の売電収入
私もFXで毎月約9万円の収入を得るのに、5年間で約400万円投資しました。
できる限り少ない投資金額で資産（FXなど）からの収入を得たいなら、利回りの高い金融商品を選ぶ必要があるので、高金利通貨がうってつけ。
特に高金利通貨にこだわりがなければ、南アフリカランドがおすすめです。
ただし、米ドルのような基軸通貨に比べて価格変動リスクがあるので、徹底した資金管理のもとに投資を行うようにしましょう。
\ 南アフリカランドでスワップポイントを得よう /
SBI FXトレードはコチラから＞＞＞
レバレッジはかけても2〜3倍までにしておくと良いでしょう。
FXはハイリスク・ハイリターンの金融商品です。レバレッジをかけすぎてしまうと、含み損を大きく抱えてしまい、強制決済されて損失が確定しやすくなってしまいます。
たとえば、金融危機が起きたときの大暴落で、以下のように通貨の相場が変動しました。
ドル円をみてみると、108円台で取引した方は約20％の一気に下落し含み損を抱えていたことでしょう。
| 通貨ペア | 高値 | 安値 | 値幅 |
|---|---|---|---|
| ドル円 | 108.03（9/19） | 87.14（12/17） | 20.89円 |
| ユーロ円 | 156.84（9/22） | 113.64（10/27） | 43.20円 |
| ポンド円 | 197.45（9/24） | 139.04（10/24） | 58.41円 |
私が保有していた南アフリカランドも通常7～9円台の推移で収まるところ、金融危機発生後は4円台まで値段が下がり、以下のとおり証拠金維持率も大きく減ってしまいました。
市場の変動や投資のリスクによって、投資家の証拠金が一定の水準以下になる場合、証拠金維持率の要件を満たすために、追加の証拠金を入金できるように、リスク管理の基準となるもの。
簡単にいうとFX投資家の損失を抑えるためのルールのこと。
FX会社によっては証拠金維持率が100％を下回ると強制的に決済されて、損失が確定してしまいます。
証拠金維持率は入金することで、回復させることができるので、相場が悪いときでも投資金額の同額入れるだけで済むようにレバレッジは2～3倍にしておくのが良いでしょう。
投資金額と同額分入金することでレバレッジを0にするようなイメージです。
FXで長期投資を考えているなら、強制決済（損失確定）が入らないようにレバレッジと資金管理が重要です。
自分にはFX難しそうだなぁ、と思う方はこちらの記事がおすすめです。
FXが難しいと思う人の原因4選！1日5分で副業できる4つの条件を詳しく解説
リスクを抑える方法の1つに時間分散があります。ドル・コスト平均法で一定額買い続けることで、チャートを見なくても平均的なリターンが期待できます。
定額購入法のこと。一度に購入せず、資金を分割して均等額ずつ定期的に継続して積立投資をします。
イメージは以下のとおりです。
一定金額を毎月買い続けると、価格が安いときに多くの通貨を購入し、価格が高いときに通貨量を少なく購入できますよ。
さらに最高値で購入する確率は減り、トータルで平均的なリターンが期待できます。
インカムゲイン（スワップポイント）が投資の目的であるなら、基本的に政策金利に注目していれば良いので、短期的な相場の変動は気にする必要はありません。忙しいサラリーマンや主婦の方にピッタリの投資といえるでしょう。
いちいちチャートを見る必要がなくなるので、続けやすいです
ただし各FX会社によって証拠金維持率（損失を抑えるための基準）が一定水準を下回ると強制決済されてしまい、損失が確定してしまうので注意しましょう。
SBI FXトレードで出金機能を使えば、税金を繰り延べることができる。つまり税金を払う必要がなくなります。
通常、今すぐ現金が欲しくて資金を引き出したい場合、保有している通貨を売って資金を引き出すことが想定されます。その場合、通貨を売る（ポジションを売る）と運用益に対して20.315%の税金がかかってしまうんですよ。
支払う税金がなくなれば、その分リターンも期待できるので、FXで長期で積立運用を行いたい方は、ぜひ出金機能を使いましょう。
有事の際に資金を簡単に引き出せますし、もし今の生活のためのお金が十分あるという方は、スワップポイント（金利収入）を再投資することで、将来に資金が残りやすくなります。
資金を引き出さずにスワップポイントを再投資すれば、さらにリターンが。
FXはハイリスク・ハイリターンで投資の中でも資産形成が難しい、といえるでしょう。
しかし投資の基本「長期・積立」を意識して運用を行えば、基本的にほったらかしで運用できます。
なおSBI FXトレードで口座を開設すると以下の4つのメリットがあります。- 1通貨から購入可能
- 出金機能を使えば税金がかからない
- スワップポイントを再投資できる
- 手数料が安い
2023年6月にFXのおかげで「半経済的自立」を達成できました。
