【FPが教える】サイドFIREのために1,000万円を貯める3つステップとは

「貯金1,000万円でもサイドFIREできるの?」
「今からできることってなに?」
「サイドFIREするために目標金額っていくら必要?」

そんな悩みや不安を抱えていませんか。

働かなくても済む方法の一つに、金融資産からの収入で生活する経済的自立を目指すことで、お金に縛られず自由な生き方が注目され始めてきています。

少し前だと「ラット抜け」最近では「FIRE」といわれたりしますよね。

実は、ほっらかしの資産運用でも経済的自立を達成するのに最低6,000万円も必要なので、少しハードルを下げて投資金額が半分で済む「サイドFIRE」という考え方が、無理をしない資産形成をするために大事になってきます。

ここではFP2級・AFPの資格を所有している私が以下のテーマについて解説していきます。

  • 1,000万円で実現可能?サイドFIREの概要と投資の基本を解説
  • サイドFIRE達成するのに1,000万円で済むかは投資する資産の利回りしだい
  • まずは1,000万円貯める!サイドFIREを達成するための3つのステップ
野田 堅
野田 堅

ぜひ、最後までお読みください!

ちなみに、FXなら1,000万円未満の投資でサイドFIRE達成は期待できます。今すぐにFXで資産形成したい方は、SBI FXトレードがおすすめ。

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1,000万円で実現可能?サイドFIREの概要と投資の基本を解説

お金に縛られない自由な生き方がしたい、と考えてサイドFIREを目指す方もいるでしょう。

ここでは以下の2つを中心に解説していきます。

  1. サイドFIREとは
  2. 集中投資と分散投資

この記事を参考にサイドFIREと投資の基本を抑えていきましょう。

サイドFIREとは

FIREとは「Financial Independence Retire Early」の略で、経済的自立と早期リタイアのこと。

お金に縛られない自由な生き方をするために、資産からの収入だけで生活していくことを目指そうとする考え方です。

通常、サイドFIREのためにほったらかしで運用できる投資信託で運用されることが多いです。

しかし、投資信託の平均利回りは4〜6%。総支出=20万円をFIREだとすると、毎月資産から収入を得るためには以下のとおり元手が必要。

投資信託の利回り4%5%6%
資産からの収入月20万円を得るための元手6,000万円4,800万円4,000万円

4,000万円~6,000万円を若いうちから投資するのは結構ハードルが高いですよね。

そこで、資産からの収入を総支出の半額にして、足りない額は労働収入で稼ごう、というのがサイドFIREの考え方。

以下の表のとおり投資に必要な額が半分です。

投資信託の利回り4%5%6%
資産からの収入月10万円を得るための元手3,000万円2,400万円2,000万円

サイドFIREは投資する金額がFIREを目指すよりも少なくなるメリットがあります。一方足りない額は労働収入で賄う必要があるんですよ。

総支出の半額は資産からの収入があるので、1か月フルタイムで働かずに済み、時間にゆとりを持てて楽に暮らすことができます。

集中投資と分散投資

投資の基本的な考え方に集中投資と分散投資があります。

集中投資は、相場が良いときに大きなリターンが期待できる分、相場が悪いときに大きく資産を目減りさせてしまう可能性がありますよ。

一方、分散投資は銘柄全体で相場の変動を緩やかに抑えることができる分、リターンも抑えられてしまいまいます。

もし、1,000万円でサイドFIREを目指すのであれば、ハイリスク・ハイリターンの資産に集中投資をする必要があるでしょう。

野田 堅
野田 堅

ハイリスクの資産は、値動きが激しいので投資上級者向け。

投資未経験の方は相場が悪いときに、含み損を抱えた際に不安になりやすいので、運用をプロに任せる投資信託に投資した方が、簡単に「株式」や「債券」に分散投資でき、リスクを抑えた運用ができます。

自分の投資スタイルに合わせて集中投資か分散投資を選ぶようにしましょう。

サイドFIRE達成するのに1,000万円で済むかは投資する資産の利回りしだい

できるだけ投資金額を少なくして、資産からの収入を得るには利回りの高い資産に投資するしかありません。

早期でサイドFIREを達成したいのであれば、投資信託よりもリスクの高いFXなどのハイリスク・ハイリターンの資産に投資をする必要があります。

たとえば総支出=10万円の資産からの収入でサイドFIRE達成だとすると、年利20%で資産運用できたとしたら、元手は600万円だけで済みます。

元手を求める計算式

10万円 × 12か月(1年)÷ 0.2(年利20%)= 600万円。

つまりFIREするのに〇〇万円貯める必要がある、と安易に考えるのではなくて、自分が許容できるリスクのある資産の利回りから計算して元手を算出できると良いでしょう。

ただしハイリスク・ハイリターンの投資は相場の変動が激しいので、投資金額の同額を現金で保有するなど、万が一のために備えておくと安心。

ちなみにリスクはあるけど、FXで元手を少なくして資産形成したいという方は、SBI FXトレードがおすすめです。

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もう少しFXの資産形成について知りたい、という方はこちらの記事もあわせてお読みください。

【プロ直伝】FXを5年間続けたら月9万円達成!5つのコツを徹底解説

まずは1,000万円貯める!サイドFIREを達成するための3つのステップ

資産からの収入を上げるために、いきなりリスクを負って利回りを上げるのは難しいといえます。

そこで、まずは資金管理を徹底して、以下のように1,000万円貯めるところからスタートすると良いでしょう。

  1. 支出を下げる
  2. 収入を上げる
  3. 利回りを上げる

1つずつみていきいましょう。

1.支出を下げる

投資することを前提に考えたとき、未来の自分のために娯楽費や浪費を抑えられると支出が下がり、投資するための種銭が作れます。

とはいえ、支出を抑えて生活費を我慢するのは嫌だから先に収入を上げたい、と考える方もいるでしょう。

実は、投資をするための元手をつくるために、収入を上げることよりも支出を下げることの方がハードルが低いんです。

総務省のデータをみていきましょう。

第Ⅰ階級第Ⅱ階級第Ⅲ階級第Ⅳ階級第Ⅴ階級
年間収入~331万円331~457万円457~623万円623~872万円872万円~
総務省公式HP:家計調査年報(貯蓄・負債編)2021年(令和3年) 貯蓄・負債の概要 をもとに作成

年収を5つの階級に分けたときの貯蓄と負債額のグラフは以下のとおりです。

総務省公式HP:家計調査年報(貯蓄・負債編)2021年(令和3年) 貯蓄・負債の概要

年収(階級)が上がるにつれて負債(負債から支出)も増加していることがわかるでしょう。

さらに2人以上の勤労世帯の貯蓄状況をみていきます。

総務省公式HP:家計調査年報(貯蓄・負債編)2021年(令和3年) 貯蓄・負債の概要 貯蓄状況をもとに作成

多くの方の貯蓄額が800万円以下。それに加えて貯蓄0世帯を含めた貯蓄額100万円未満の世帯が全体の1割を超えるというデータがとれています。

つまり、収入が上がるとそれに比例して支出額が増えてしまう傾向があるので、支出額を下げるための資金管理が重要なんです。

どうしてもお金が貯められない、という方はポイ活をしたり日本人が多く支払っている可能性がある保険料の見直したりすると良いでしょう。

貯蓄額を増やすことができれば、サイドFIRE達成のためにリスクを抑えて資産の利回りを下げた運用も選択肢の一つに入ってきます。

ダイヤモンド オンライン公式HP 【FIRE】早期リタイアを目指すなら「年収」よりも「貯蓄率」を重視すべき理由

投資未経験の方は、投資をいきなり始めるのではなく、支出を抑えるところから始めていきましょう。

2.収入を上げる

支出を下げるばかりだと、今の生活を有意義に過ごすことができないので、ぜひ収入を上げることにもチャレンジしていきましょう。

とはいえ、本業の昇進や転職で収入を上げるのはなかなかハードルが高いですよね。

そこで空いた時間に副業をしていきましょう。

副業といっても、単価が上がりにくい派遣バイトのような肉体労働ではなく、Web系のスキルを身につけると、時間と場所を自由に選択できる働き方ができます。

野田 堅
野田 堅

スキルが上がることで単価も上がり収入を増やせれば、サイドFIREに一歩近づけますよ。

そうはいっても自分にはスキルがないし副業できなさそう、という方はWeb系のスキルの中でもWebライターを始めることをおすすめします。

元々文章を書くのが苦手な私でも、未経験からスキルを身につけて、11か月後に単価を上げることに成功しました。

副業でWebライターできるのか気になる、という方はこちらの記事もあわせてお読みください。

未経験からWebライターに!副業でも11か月で文字単価2円を目指せる5つの方法

3.利回りを上げる

資金管理で投資に使える貯蓄額を準備できたら、実際に投資をしていきましょう。投資未経験の方は、リスクの低い投資信託のような資産からチャレンジしていくと良いでしょう。

投資に慣れてきたら、徐々にFXのようなリスクの高い資産に投資して利回りを上げる方法もあります。

MONEY PLUS公式HP 金融リスク・リターンのイメージの画像をもとに作成
野田 堅
野田 堅

利回りが上がれば、少ない投資金額でサイドFIREを達成できます。

ただし値動きが激しい傾向があるので、相場が悪いときのプランを立てておくと安心。

たとえば投資金額の同額を現金でよけておけば、長期で投資を続けやすくなります。

投資に時間が割けないという方は、投資の基本「長期・積立」を意識してほったらかしで運用できるインカムゲイン型の投資を行うと良いでしょう。

インカムゲインとは

FXにおいては、低い金利の通貨を高い金利の通貨に交換して、保有し続けることで金利差益を得ること。

インカムゲイン目的の投資の例は以下のとおりです。

  • 株式の配当
  • 債券の利子
  • 投資信託の分配金
  • FXのスワップポイント
  • 不動産の家賃収入
  • 太陽光発電の売電収入

インカムゲイン目的の投資の中で利回りの数字を自由に変えられるのは、FXだけです。リスクはありますが、長期で保有するとリターンが期待できます。

野田 堅
野田 堅

私の場合FXを5年続けたら、毎月9万円の収入が発生しています。

ちなみにFXで資産形成していきたい、という方はSBI FXトレードがおすすめです。

FXでインカムゲイン目的の投資について気になる方は、こちらの記事もあわせてお読みください。

【プロ直伝】FXを5年間続けたら月9万円達成!5つのコツを徹底解説

 1,000万円未満でサイドFIRE!FXのスワップポイントで資産形成

私は2023年6月にサイドFIREを達成しました。資産の多くはFXで運用していて、投資金額は5年間で400万円です。

SBI FXトレード 私の資産状況

リスクはありますが投資の基本「長期・積立」や投資金額の同額をよけるなどの徹底した資金管理ができれば、リスクをコントロールすることができます。

FXのスワップポイント(金利収入)を狙う投資スタイルなら、基本的にチャートを毎回見る必要はなく、ほったらかしで運用可能。忙しいサラリーマンや主婦、学生の方にピッタリ。

なおFXで資産形成していきたい、という方はSBI FXトレードがおすすめです。
SBI FXトレードを利用して資産形成をする4つのメリット
  • 1通貨から購入可能
  • 出金機能を使えば税金がかからない
  • スワップポイントを再投資できる
  • 手数料が安い

FXはハイリスクですが、長期で積み立てできればリスクは抑えられ、投資金額と同額資金をよけることで、1,000万円未満でサイドFIRE達成が期待できますよ。

ぜひ、ほったらかしの投資スタイルで、お金と時間に縛られない人生を歩んでいきましょう!

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